大智学園高等学校は東京都新宿にある、中学生が高校を受験する際に公立高校のすべり止めとして受験する、併願受験先として人気の通信制高校です。
今回はこの大智学園高等学校のおすすめポイントや学費について詳しく解説していきます。
大智学園高等学校のおすすめポイント
単位制の通信制高校でありながら、基本的には全日制高校のように毎日登校することになっており、朝のHRも9時から。
全日制のように規則正しい生活と、大学受験にも対応できる十分な学力を定着させることができるにもかかわらず、全日制とは違って留年などの心配がないのが魅力です。
では詳しくおすすめのポイントをみていきましょう。
5つのクラスに分かれた習熟度別学習
大智学園高等学校では国語・数学・英語の授業を、発展授業を行うS・Aクラスと、基礎的な授業を行うB~Dクラスの5つのクラスに分けています。
Sクラスでは本格的に大学受験に挑むための勉強を行い、Aクラスではそこに向けた学力向上を行う、というように細かくカリキュラムが分かれているんです。クラスのメンバーは皆同じ目標に向かって努力する仲間なので、集中してしっかり授業に取り組むことができるのが特徴です。
基礎の授業を行うクラスでは、時には中学校の内容の復習も行いながら、確実に基礎を定着させるための授業を行います。
勉強に苦手意識を感じてしまっている生徒が多いDクラスでは、まずは勉強を楽しいと思えるような授業を工夫して行っています。
習熟度別クラス編成は3ヶ月毎!?
習熟度別授業を行っている通信制高校は他にもたくさんありますが、大智学園高等学校のすごいところはクラス分けを考査が行われる3ヶ月ごとに行うところ。
だからこそ生徒たちが考査に挑む姿は真剣そのものです。
多くの通信制高校ではクラス分けを本人の希望をもとに行うので、無理をしてレベルの高いクラスに入り苦しむ生徒も出てきてしまいます。親の希望で自分の実力よりも高いクラスに無理に入ってしまう生徒も多いです。
しかし大智学園高等学校なら、きちんと自分のレベルに合った勉強ができるので無理なく日々の勉強ができます。
1年生から行われる充実した進路指導
以前は通信制高校を卒業したあとの進路として選ばれるのは就職が多かったですが、最近では大学進学を目指す生徒も非常に多いです。
大智学園高等学校ではそんな生徒たちのため、また在校生に早く進路について考えてもらうために、1年生から進路指導を行っています。
1年次に行われるのは大学見学会。実際に大学に行って授業を体験したり、在校生に混じって学食を食べたりすることができますよ。
2年次では卒業左営を招待しての講演会。身近な先輩の実体験を聞いて、進路の選択が大きく変わったという生徒もたくさんいます。
3年次には勉強の内容が変わっていくのはもちろん、面接練習や小論文の指導もしてもらえます。そのため、AO入試でも推薦入学でも、どんな入学試験の形態でも安心です。
通信制高校でも行事がたくさん
行事が多いのも魅力な大智学園高等学校では、実は毎年宿泊行事が行われています。
1年生では林間学校、2年生では沖縄研修旅行、3年生ではなんとハワイに研修旅行です!
部活動に参加している人はさらに部活動合宿もあるので、宿泊費用を学費に換算するとかなりの金額になってしまう人もいるかもしれません。
入学した場合の初年度学費
ここからは気になる学費を紹介します。併願受験先だとしても、第一志望に不合格になってしまうことは十分に考えられますから、実際の費用までしっかり確認しておきましょう。
科目登録料 | 30,000円 |
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授業料 | 126,000円 |
教育運営費 | 30,000円 |
学年経費 | 30,000円 |
学習サポート費 | 360,000円 |
施設設備費(年額) | 150,000円 |
初年度学費合計 | 726,000円 |
大智学園高等学校は全日型で毎日登校するため、他の通信制高校と比べると学費は大幅に高くなっているようです。
しかしそのぶん指導が丁寧なことで評判なので、費用の支払い分はしっかりもとがとれるのではないでしょうか。
学費が安い学校ではサポートが少ない分、実はリタイアしてしまったり留年してしまったりする生徒も多いです。大智学園高等学校は毎日登校するぶん卒業率も高いんですよ。
通信制高校でも併願受験校に選ぶことはできる
そもそも通信制高校を併願受験先として選ぶことができることに驚いている人もいると思います。東京に住んでいる人だと、都立高校を第一志望とするなら、だいたいの人が私立の全日制高校を併願すると思いますが、実際に合格しても行きたくない学校を併願先に選んでしまう人がたくさんいるのも事実です。
もしものときにきちんと卒業できる学校を選ぼう
併願受験先に行かなければならなくなることは十分に考えられますから、そんなもしものときにきちんと通えて卒業できる学校を選ばなければなりません。
そうすると、あまり登校しなくてもよかったり留年の心配がなかったりする通信制高校は、ある意味併願受験校としてはぴったりのような気がしてきませんか?
ぜひ東京都内で併願受験校を探している人は参考にしてみてください!