通信制高校と一緒に入学する「サポート校」という教育機関があるのを知っていますか?
サポート校は通信制高校を無事に卒業するためのさまざまなバックアップをしてくれる場所ですが、入学はあくまでも自由です。サポート校に入学しなくても通信制高校を卒業することはできます。
しかし中京高等学校に入学する生徒の多くは提携のサポート校にも同時入学をします。どうしてでしょうか?
今回は中京高等学校のおすすめポイントや学費について解説します!
中京高等学校のおすすめポイント
中京高等学校は全日制高校と併設された通信制高校。系列の大学もあるので、一定の基準を満たしており希望すれば優先的に進学することができます。
中京高等学校の教職員は全日制の現役教師。スクーリングの際には経験豊富なこの先生たちに勉強を教わることが可能です。
全日制で教鞭をとる先生なので、大学進学についての相談などもしやすく、フォローも細かいので安心できます。
しかし中京高等学校の多くの生徒は直営のサポート校「へいせい義塾館高等学院」に通い、そこで勉強することが多いようです。
サポート校「へいせい義塾館高等学院」と提携
中京高等学校の登校日数は少ないですが、サポート校であるへいせい義塾館高等学院には自由に登校することが可能です。個別学習なので基本的に時間割はないですが、生徒はみんなそれぞれの目標に合わせて必要な分の登校をしています。
へいせい義塾館高等学院はなんと進学希望者100%の合格実績を誇っており、中京高等学校系列の中京学院大学をはじめとする多くの大学への進学実績があります。通信制高校に入学する生徒は最初は何も目標がなかったり、とにかく卒業することで精一杯だったりと卒業後のことまで考えられない生徒も多いです。
それは生徒それぞれに苦手なものがあって、得意なものに気づけないから。へいせい義塾館高等学院では中学校の内容から勉強の復習ができるので、徐々に生徒自身が上を目指すようになり、それまでは無理だと諦めていた大学受験なども自然と視野に入れるようになるんです。希望すれば提携校に優先的に入学できる中京高等学校の制度もそれを手助けしてくれています。
また中京高等学校の卒業率はとても高く、その理由としては、このへいせい義塾館高等学院の影響が非常に大きいと言われています。サポート校に入学すると学費は2校分かかってしまいますが、それでも入学する生徒が多いのも納得です。
通信制高校だけの学費
中京高等学校の初年度学費は以下の通りです。
前期に10単位、後期に15単位の年間合計25単位とったとして、学費をシミュレーションしてみましょう。
– | 前期 | 後期 |
---|---|---|
入学金 | 30,000円 | |
施設拡充費 | 10,000円 | 10,000円 |
単位履修料 | 80,000円 | 120,000円 |
合計 | 120,000円 | 130,000円 |
– | 初年度学費合計 | 250,000円 |
中京高等学校の学費は私立の通信制高校のなかでも最安値ともいえる金額です。
ここからさらに就学支援金を適用すれば、1単位あたり最大で4,812円の補助を受けることができ、負担は129,700円で済ませることができます。
なお、就学支援金の給付金額は各家庭の収入や入学時期によって変わるので注意してください。しかし就学支援金が使えなかったとしても、通信制高校の学費としては十分安いといえます。
実際に中京高等学校に通うと、上記金額に別途教科書などの教材費や実習などの活動費がさらに追加されますが、大きな金額ではないようなのでご安心ください。
サポート校に入学した場合の費用
しかし、前述したように中京高等学校だけじゃなくさらにサポート校であるへいせい義塾館高等学院に入れば、2校分の学費の支払いが必要になります。
まずはへいせい義塾館高等学院の学費を見てみましょう。
– | 前期 | 後期 |
---|---|---|
入学金 | 30,000円 | – |
サポート料 | 300,000円 | 300,000円 |
合計 | 330,000円 | 300,000円 |
– | 初年度学費合計 | 630,000円 |
いかがでしたか。このようにサポート校の学費は少々高く設定されています。
なお、入学金は中京高等学校に同時入学すれば免除される仕組みとなっているので、入学金に限っては1校だけの支払いで構いません。
中京高等学校とへいせい義塾館高等学院の学費を合わせると、合計で88万円の費用が必要になることがわかります。
1年間高校に通うための費用としては少し高くなってしまうので、最初の1年は中京高等学校だけで様子を見て、勉強が追いつけないと感じたらサポート校に入学することを検討してみてもいいかもしれません。
最初の1年は学校になれるためにサポート校を併用して、徐々に慣れてきたら通信制高校だけにするという生徒もいます。
通信制高校とサポート校を併用して確実に卒業しよう
このように通信制高校とサポート校を併用すると学費は高くなってしまいますが、そのぶん卒業率や進学率はグンと上がります。
中京高等学校では直営のサポート校への入学を推奨しているので、積極的に検討してみるといいでしょう。
サポート校は登校日数も多いので、友達や思い出もたくさんつくることができますよ。
全日制高校と同じように部活動や委員会活動も行っているので、もう一度高校生活を充実させたいあなたは是非チャレンジしてみてください。