青森山田高等学校は青森・札幌に校舎がある通信制高校。
高校生活とプライベートを両立しやすい工夫がされており、卒業後の大学進学の実績も良好です。
今回はこの青森山田高等学校の特徴や学費を解説していきます!
青森山田高等学校の特徴
青森山田高等学校は通信制高校のなかでも比較的アットホームな学校として有名です。
登校日数が少ない通信制高校ですが、友達もたくさんつくれると生徒からも評判。
【3年間の在籍で卒業できる!】ということを売りにしており、通信制高校で陥ってしまいがちな自己管理不足による5年、6年の在籍などもありません。
「しっかり勉強して必ず高校を卒業したい」という意志を持った生徒を入学させ、しっかり卒業に向けてサポートする体制が整っています。
スクーリングは月に2回
友達も作れて3年で必ず卒業できるというと、どうしても登校日数が多そうなイメージがしますよね。
でも青森山田高等学校のスクーリングは月に2回。
そのおかげで学費を稼ぐためにアルバイトをしている生徒や、すでに社会人として働いている生徒も無理なく登校することができています。
また、普段のスクーリングと別に集中スクーリングも行っており、ちょっと遠方に出かけて社会科見学のようなかたちで学ぶことができます。
生徒たちも飽きることなく毎回積極的にスクーリングに参加できると、こうしたアクティブな活動は好評なようです。
月に2回のスクーリングでは、もちろんレポートなどの指導もしっかりしてもらえます。
単位の取得にもしっかり役に立っているようです。
学校行事で思い出つくりもできる
月に2回の登校でも、友達が作りたいという生徒の要望にはしっかりと答えられるように青森山田高等学校ではたくさんの行事を行っています。
遠足には非常に多くの生徒が参加するようで、その様子はまるで全日制高校のよう。
通信制高校というと行事があってもあまり参加しないイメージがありますが、青森山田高等学校ではそんなこともないようです。
また、進路指導のためのイベントも多く実施し、卒業生が学校に来て在校生に自分の体験について話してくれる、というような会も行われているよう。
生徒、先生、さらに卒業生とまで交流が深いアットホームな学校というのが伝わってきます。
担任制でサポートも充実
青森山田高等学校は学年担任制。
月に2回しかスクーリングがないからこそ、一人一人と向きあう時間を大切にしています。
担任の先生に相談できるのは勉強のことだけではありません。
進路のことや人間関係、また家庭の問題や学費についての相談なども親身になってアドバイスしてくれます。
必要があれば保護者とも積極的に関係をつくるよう工夫しており、定期的に連絡する仕組み作りをしている家庭もあるようです。
リアルな学費ってこんなかんじ!
ではここからは青森山田高等学校のリアルな学費事情をみていきましょう。
私立の通信制高校というと費用は少し高めな印象ですが、どうなのでしょうか。
また、少しでも負担を減らすにはどうすればいいのか紹介します。
青森校
入学金 | 30,000円 |
---|---|
授業料 | 144,000円 |
教育充実費 | 20,000円 |
諸経費 | 24,000円 |
合計 | 218,000円 |
私立通信制高校の学費相場はだいたい30~40万と言われています。
そのためこの金額は、比較的安めのほうではないでしょうか。
授業料は単位ごとに◯円という設定をしている学校が多い中で、1年間の学費が決まっているのはたくさん単位を取得する生徒にはありがたいですね。
なお、転入時には転入月から費用がかかるとのことなので、1年分の授業料を12ヶ月で割った金額を支払うことになると予想されます。
諸経費の内訳には、生徒会日やPTA会費なども含まれているようです。
札幌校
入学金 | 30,000円 |
---|---|
授業料 | 144,000円 |
教育充実費 | 26,000円 |
諸経費 | 24,000円 |
合計 | 224,000円 |
青森校と比べると教育充実費が6,000円だけ高いのが札幌校の学費の特徴。
また、青森山田高等学校ではここに教科書代や行事参加費などが別途加算されるので注意してください。
卒業時には卒業経費もかかるようなので、学費の支払いに不安があるご家庭では、あらかじめ年間の必要経費を問い合わせておくことをおすすめします。
安くするなら就学支援金など補助を利用しよう
ただでさえ私立にしては授業料が安めの青森山田高等学校ですが、さらに支払いの負担を減らすなら就学支援金などの国からの補助を利用するのがおすすめです。
就学支援金を利用すれば年間10万円以上、費用を減らすことが可能!
家庭の収入によっても支給金額は異なってきますが、最大年間50,000円で学校に通うことができちゃうんです。
入学金を加えても80,000円なので、学生のアルバイトでも十分に稼ぐことができる金額なのではないでしょうか。
就学支援金を使ってもまだ不安な場合には、奨学金を申し込むことも視野に入れてみるといいかもしれません。
通信制高校でも友達や思い出はつくれる
青森山田高等学校はアットホームな雰囲気が評判の高い通信制高校。
登校日数が少なくても、通信制でも、遠足に行ったり担任の先生に人生について相談したり、友達つくりや思い出つくりはできるんです!
学校生活と、趣味や仕事などプライベートを両立できるのが、通信制高校のいいところ。
あまり学校に通えないからって諦めたりしないで、しっかり自分の満足のいく高校生活を送ってください。