どうしても学費が安い通信制高校を探したいなら、一番手っ取り早いのは公立の学校を選ぶことです。
今回は青森県内の公立通信制高校、青森県立北斗高等学校のおすすめのポイントや学費の詳細を紹介します!車や原付自転車での登校もできるのでアクセスがしづらいという人でも安心して通うことができますよ。
青森県立北斗高等学校のおすすめポイント
まずはおすすめのポイントから紹介します。公立の通信制高校には私立の学校とは違ったメリットがたくさんありますよ!
一学年30人程度の生徒数ですが、そのぶん生徒一人ひとりに合わせた丁寧な対応をしてもらえるのも嬉しい点です。
スクーリングと別に個別指導も受けられる
青森県立北斗高等学校ではスクーリングが日曜日・水曜日の2日、それぞれ月3~4回実施されています。
しかしこのスクーリング日以外にも希望した生徒は個人指導を受けることができるんです。
公立の通信制高校はサポートが少ないと言われていますが、そんななかでもしっかり勉強できる学校だといえるでしょう。大学の進学が希望だとしても、あらかじめ先生に相談しておけばしっかり指導してもらえる環境です。
就職よりも進学が多い!
指導サポートが充実しているせいか、青森県立北斗高等学校は就職する生徒よりも進学する生徒が多い年ばかり。平成27年度卒業生の実際の状況を調べてみると、就職した生徒が5人なのに対して進学した生徒は合計12人でした。
主な進学先としては、八戸工業大学や弘前学院大学、札幌学院大学など東北・北海道地方の大学が多いようです。
しかし茨城大学・文京学院大学・目白大学など東京に進学する生徒もいるようなので、幅広い進路指導が期待できます。
また大学だけでなく専門学校への進学も多いです。面接や志願書の書き方、ビジネスマナーなどに不安がある人はあらかじめ先生に相談しておけばいろいろと教えてもらえるはずですよ!
部活動・同好会も盛ん
通信制高校でも部活動はあります!
青森県立北斗高等学校ではバドミントン部・写真部のほか、同好会としてバスケットボールや将棋、家庭科活動を生徒たちが自主的に楽しんでいます。
特にバドミントン部では平成28年度の定時制通信制高校総合体育大会で準優勝という優れた結果を残し、全国大会への出場も果たしているようです。部活動に参加すると大学への推薦入試のときに有利になることもあるのでおすすめです。
行事も盛り上がる!
青森県立北斗高等学校は少ない生徒数なので生徒同士の仲が非常によく、行事もいつも大変盛り上がります。
特別活動としてはスポーツ大会や遠足などを行っており、文化祭である北斗祭では毎年たくさんの生徒が出席するので、通信制高校ではありますが高校生活の素敵な思い出づくりができますよ。
2年次以降は選択科目の勉強も
いま通信制高校では高校卒業に必修とされている科目以外の勉強ができる学校が非常に多いです。
青森県立北斗高等学校でも、2年次以降は自分の特性や興味に合わせていくつか科目を選択できます。
自分の好きなものを伸ばして進路の選択に活かしたり、苦手なものをなくて進学しやすくしたり利用の仕方は生徒それぞれです。
科目にはビジネス基礎や簿記、フードデザインなどの授業もあります。
初年度学費
ではここからは青森県立北斗高等学校に実際に入学した場合の初年度学費について解説します。
公立高校は私立高校よりも圧倒的に学費が安いのが特徴です。
入学料 | 500円 |
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受講料 | 約8,000円 |
諸経費 | 約15,000円 |
教科書・学習書 | 約20,000円 |
体育着・シューズ | 約8,7000円 |
初年度学費 | 約52,200円 |
私立の通信制高校の学費が年間30万円ほどかかるのと比べて、その6分の1程度の金額で単位が取得できるのが青森県立北斗高等学校の最大のメリットです。
一番費用がかかるのは教科書や学習書ですが、それでも生徒自身のアルバイトの給料でも十分支払える金額ではないでしょうか。
制服の購入などもないので負担を少なくして高校を卒業することができます。
通信制高校を卒業して将来を広げよう!
現在中学生であまり学校生活を楽しめず、高校に入学するかどうか迷っているという人もいると思います。
しかし社会人になってから高校卒業資格が必要になって通信制高校に入学するという人も多いのが実情です。
人間関係が心配なのであれば、通信制高校なら登校日数も少ないですしそう心配をすることはありません。さまざまな年齢層の人が在籍しているおかげで、生徒同士がグループをつくることも少なくいじめなども起こりにくいのも通信制高校の特徴なんですよ。
学費のことが心配なら公立の学校を選ぼう
費用の面が心配で高校への入学を悩んでいるという人もいるかもしれませんが、通信制高校なら全日制高校よりも学費の負担を少なくすることができます。
私立の学校を選んだとしても就学支援金の利用で安く単位を取得することができるので、まずは資料などを請求して自分が通いたい学校はどんなものなのか、またどんな高校なら卒業できそうかどうか考えてみることをおすすめします。