通信制高校は全国どこからでも通えるようなイメージが浸透していますが、実際は年間に一定数のスクーリングを要する為ある程度通う事ができるエリアが制限されている事があります。通信制高校にはその通学領域によって狭域通信制と広域通信制に分けられます。
狭域通信制高校の定義
あえて通信制高校を通学領域で分別する際に狭域に分類される学校は、2つ以下の都道府県から学生を募集している学校の事になります。狭域の通信制はスクーリングも学校校舎で行っている比率が高い傾向にあり、比較的にある程度アクセスのよい立地にある事が多いようです。(⇒通信制高校でがんばる)また元々全日制や定時制の高校学校が、通信制も兼ねて開いている場合も狭域通信制には見られます。
広域通信制の注意点
対する広域の通信制は3つ以上の都道府県から学生を募集している学校の事になります。ただ3つ以上であれば4県だろうと30県だろうと47全都道府県だろうと全て一括で広域と呼ばれる為、学校選びの際には本当に自分の住んでいる場所が通学可能なエリアに含まれているか気を付けましょう。(⇒仕事をしているのですが通えますか?)なお、広域の通信制に関してはある程度対応エリアが増えると定期的なスクーリングが現実的ではなくなる為、全国にキャンパスがある学校でなければ合宿という形のスクーリングを取っている学校が多い傾向にあります。