通信制高校では単位制という大学などで利用されている制度を利用して、必修科目と選択科目の2種類の授業を履修します。選択科目は自分が学びたい教科を選ぶことが可能で、通信制高校の一部では、芸術科目などにダンスやアニメーションなどを追加することで学校の個性を出しています。しかし、この選択科目は大学や専門学校に進学する生徒には非常に大切なものとなってきます。
通信制高校の選択科目が受験の必修科目になることが
大学や一部の専門学校では、選択科目となる古文や生物、数学Ⅱなどを受験する際に履修していることを条件としています。センター試験などでは条件がなくても、大学の受験資格は大学によって変わってくるものです。これは専門学校も同じです。自分で志望校や希望する進路がある場合は、あらかじめ担任の先生などと相談するようにしましょう。
古文がわけわからない!という方はまず暗記を
現代国語は好きなのに、言葉になじみがないなどの理由から、古文や漢文が分からないという人も多いと言われています。実は古文や漢文は、非常に数学的な解き方をするものです。通信制高校では数学で公式を習いましたよね?この公式が日本語になったものが古文です。古文の公式は活用形です。ややこしい活用ですが、公式だと思って覚えてみましょう。そして正しい現代語訳のルールを暗記することで、古文は案外、すんなり読めるものです。