通信制高校に通う生徒の年齢は、全日制高校に比べると幅広い年齢層となっています。どのような立場の人であれ、高校卒業資格の取得を目指す生徒を応援するのも、通信制高校が担う役割であります。そのため、働いている人であっても、充分通学できる環境が整っています。
|通信制高校の授業について|
毎日学校へ通って、数時間学習する全日制高校や定時制高校と違って、自宅で自分が必要なだけ学習できるのが通信制高校の利点の一つです。そのため、普段仕事をしなければならない人でも、無理なく学修を進めて高校卒業資格を取ることは、難しいことではありません。その上、通信制高校によっては、年間で5日程度しか登校日数がないところもあり、仕事の方へ支障が出ることはほとんどありません。ただし、卒業までを3年と絞ってしまうと、それなりの学習量が必要になりますので注意しましょう。
|お年寄りも通える通信制|
通信制高校には、時々お年寄りの生徒も通学しています。事情により高校へ通うことが出来なかった人が、改めて高校で勉強しなおしたいということから、進んで学習を楽しんでいます。自分とは全く違う年齢や立場の人たちと、学校行事で接する機会があるのも通信制高校の良いところでもあります。全日制高校にはない貴重な体験が出来るその時を楽しみにしてみてはいかがでしょうか。